2006/11/15記
2006/11/23更新
Colonization(コロナイゼーション)とは
一言で言えば、「Civilizationの新大陸版」です(´・ω・`)
もう少し詳しく言いますと、Civのシステムで新大陸発見から独立までをプレイするゲームです(ちっとも詳しくならなかったヨ…)。Civシリーズとの違いは、比較的短いスパンの年代でのプレイとなることと、テクノロジー開発が無い反面、内政と交易が重視され、最後には旧宗主国(ヨーロッパ大陸の国)との独立戦争に突入すること等が挙げられます。
アメリカでオリジナルが発売されたのは1994年。日本語版も伊藤忠商事によって販売されましたが、例によって絶版の為現在では入手困難、さらにどうやらWinXPではまともに動かないようです(動いたという方もいらっしゃいますので、環境によるところが大きいのでしょう)。
私はこのゲームをWin3.1版、Win95版と持っていて、昔からのお気に入りなのですが、実は未だにクリアしたことがありません(!) のんびりラム酒や葉巻を作って輸出したり、ネイティブ・アメリカンの部落に職能を習いに行ったりするのが楽しく、ほのぼのとしたBGMにのってせっせと農業にいそしんでいると、いつも他国のコロニーに攻められて負けてしまいます。まあそれはどうでもいいのですが、こちらもやはり、この隠れた名作を捨て置くのは惜しいとばかりにクローンを作るプロジェクトが進んでいたり(なんと最終更新日が2006/09/22!)、検索すると「どうにかしてColonizationをXPで動かせないか」と相談するアメリカ人やらドイツ人(推定)やらオランダ人(推定)やらが驚くほど多く見受けられます。
で、ここまでダラダラ引っ張って結局何が言いたいのかというと、
DOS版がダウンロードできます(´・ω・`)
英語版なんですが、いやーコレ、いくらもとの会社がなくなっちゃったとはいえ(以下省略)。
そんなわけで、コーナー内コーナー「ついでにColonization」を作ってみました。例によって私がテキトーにやったら動いた記録なんで、何の保証もありません。何が起きても自己責任ということでお願いします。また、グレーっぽい部分は予告無く削除する場合がありますので予めご了承ください(このページからグレーっぽい部分を削ったら何も残らんな…)。
あ、それからこのゲームに関しては私は初心者同然ですし当面はMoMで手一杯なんで、今のところお届けできるのは導入編だけです。遊び方とかデータは、そのうち時間が出来て上手くなったら考えますw
導入編
MoMの方で書きました「DOSBox」と「D-Fend」の導入については説明を端折らせて頂きます。入手とインストールはそっちを見てください。
- 本体をダウンロードする
意外なことにあちこちには無く、ようやく見つけたClassic Gaming Networkをご紹介します。Win95版とDOS版がありますが、ここで取り上げるのは動作が確実なDOS版です。というか、Win95版はどう見たってヤバイだろ…(一緒?)。
既に会員登録している人は別ですが、初めての人は登録(無料)をします。ホントはしたくないのですが、しないとダウンロード出来ないのでやむを得ません。「Register」リンクをクリックします。
ちと長いですが…
メールアドレスを入力しますが、折り返しメールによる認証などは無いので適当なアドレスでも大丈夫かも知れません。いずれにせよ、こういう時はフリーで取ったメールアドレス等を使ったほうが無難でしょう。
入力した項目の下に「Hide ほにゃらら…」というチェックボックスがあったら、チェックしておくと他のユーザーに情報が公開されません。私はチェックしておきました。
入力が終わったら、一番下にある「Continue」ボタンをクリック。
「アカウントは出来たけど、設定が全部終わるまではまだ使えないよ(超訳)」と出るので、このまま「Continue」
画面のスタイルやアバターを設定できるみたいですが、そんなに懲りたくもないのでそのままにしました。3つあるチェックボックスは、何かが起きたタイミングをメールで知らせる機能なので、お好みで外してください。
そして「Continue」
「有料会員」になるかどうかの選択。貧乏なので右の「Continue without premium account」をクリック。
(どうでもいいですが7ドル50セント払うと3ヶ月、12ドル50セントで『一生』って…)
無事登録が完了しました。早速右上からログインしましょう。
無事ログインが済んだら、
右上の検索ボックスに「colonization」と入れて検索
上がDOS版です。これをクリック。
簡単な紹介とスクリーンショットが見られます。下の方がダウンロードエリア。上から
本体
裏技情報(テキスト)その1
裏技情報(テキスト)その2
エディター(セーブデータエディタ?未確認)
マニュアル
となってます。本体のDownloadをクリックすれば
このとおり。
ちなみにマニュアルはpdfで
原本をOCRしたとしか思えないほど見事な出来です。
- 本体をインストールする
驚いたことに、ダウンロードした本体はWindows版Setup形式になっていました。
ありゃ、おかしいなぁ、と動かしてみると…
勝手にSetup作ってるし…(しかもかなりの力作だぁ)
使用許諾作ってるし…(I accept the agreementにチェックを入れて「Next」ボタン)
右上のヒゲの人が気になりますが、必要ならインストール先を変えて「Next」ボタン
DOSゲーのデスクトップアイコンやクイックランチアイコンを作る人がいるのだろうか…とか考えつつ「Next」ボタン
右上の人はいったい誰なのかと思いつつインストール終了を待ちます。
完了しました。
3つあるチェックボックスは全て外して「Finish」
プログラムメニューに
こんな項目が出来ています。アンインストーラーがあるので、消したいときには便利ですね。
因みに、このまま「Colonization」を実行するとメモリが足りなくてゲームが立ち上がりませんでした。これまでの雰囲気からすると、このサイト独自のDOSゲー実行推奨環境が用意されていて、それをセットアップすればいけそうなんですが、何となくイヤな予感がしないでもないので、馴染みのD-Fendを使って独自にセットアップすることにしました。
- D-Fendを設定する
D-Fendを立ち上げて、メニュー「Profile」−「Add with Wizard」を選びます(又はF2を押します)
Profile Nameにお好みのプロファイル名を入力します。
Close Dosbox after game exit.にチェックしておくと、ゲームを終わらせたときにDosboxが一緒に閉じて便利です。
次にGame EXEの「Browse」ボタンをクリック
ダイアログが出ますので、Colonizationをインストールしたフォルダを開き、COLONIZE.BATを選んで「開く」ボタン
さっきの画面に戻るので、「>>」ボタンをクリック
Cyclesを10000くらいにして「>>」ボタン(設定は後からでも変えられます)
マウント割り当て画面になるので「Add」ボタンをクリック
Select Drive… の「Browse」ボタンをクリックして、Colonizationをインストールしたフォルダを選びます。
OSがWinXP/2K/NT4の人はEnable Input/output…のチェックを入れます。
そして、「OK」ボタンをクリック。
さっきの画面に戻りますので「>>」ボタン
サウンド設定。例によってよく分からないのでこのまま「>>」
これもこのまま「>>」
このまま「>>」
「>>」 (投げやり)
ケチる必要は無いので「63」にして「>>」
「Finish」を押せば完了です。
今作った「Colonization」アイコンをダブルクリックすれば…
な、なんじゃこの遅さはーッ!!
ちゃんと動いて音も鳴りますが、このデモ画面だけが異常に遅い。クリックでスキップ出来ますが、これは仕様なのでしょうか…。
- パッチをあてる
ご覧のように、この時点でのバージョンは「2.25」です。「3.0」にするパッチが出ているので、あてます。
それがある場所なんですが…
ATARIのサイトにあります。
ヒー!
怖くてリンクが張れないので、コピペして行ってください (>_<;
http://www.atari.com/us/support/faq/colonizationdownloads_pc.asp
colv30.zipというファイルがDOS版のパッチです。
うーむ、こんな昔のソフトの修正パッチを未だに掲載しているとは…。立派と言うか面倒見がいいと言うか、恐るべしATARI(Win95版をXPで動かしたいアメリカンがATARIサポートにメールしたら、さくっと「対応してません」と言われてショボーンてなってた掲示板があったけど)。
ダウンロードしたzipを解凍して、中身を全部Colonizationをインストールしたフォルダに上書きします。
これで立ち上げると
バージョンが3.0になります。
コロナイゼーションのサイトをフラフラしていたら、The Unofficial Microprose Colonization Home Pageというサイトがあって、ここに気になる記事がありました。どうやら3.0にも戦闘関係でバグがあって、それを直すパッチをユーザーが作ったらしいのです。私自身検証はしていないのですが、とりあえず入れてみることにしました。
ここからダウンロードします。
落としたファイルを解凍して
中身を全部Colonizationをインストールしたフォルダに入れます。readme.txtは、V3.0パッチのreadmeと同じ名前なので、上書きしたくない人はファイル名を変えてください。
次に、D-Fendの設定を修正します。
プロファイルのアイコンを右クリックして、「Edit Profile」を選びます。
「Profile Settings」タブのGame EXEの「Browse」ボタンをクリックします。
ダイアログが出ますので、Colonizationをインストールしたフォルダにあるstart.batを選んで「開く」ボタンをクリックします。
さっきの画面に戻りますので、「OK」ボタンをクリックして閉じます。
これで、戦闘時にバグが出なくなった…と思われます。
このパッチを当てると、起動時の妙に遅いデモ画面をスキップして、いきなりメニューが表示されるようになり、スピーディーに遊べるようになります。
以上で、導入は完了です。お疲れ様でした。
では、いざ新大陸へ!
2006/11/23追記
誘惑に負けて、試しにWin版をインストールしてみたら、さくっと動いて上の苦労が全部水の泡で(´・ω・`)ショボーン
ただし、私の環境だと効果音は出ますがBGMは鳴りませんでした。VDMSound 2.1.0 PUBLIC BETAを使ってもダメ。くー、解像度を取るかBGMを取るか…。
Colonization関連リンク
【海外サイト】
The Unofficial Microprose Colonization Home Page
ややデザイン的にアレですが、導入にあたって参考になりました。以下はプレイに役立ちそうです(英語なんで読めません…)。
Colonization
V2.0 FAQ (zip形式 22.3KB)
Play
Colonization at Viceroy level (html)
【国内サイト】
2ch検索: [コロナイゼーション]
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